
一生に一度の20歳のお祝いである、成人式。
振袖を着て、記念撮影をする方が多いと思います。
そこでよく聞くのが、「●●で後悔した」という先輩たちの声。
今回は、そんな先輩たちの体験から、成人式で後悔しないためのポイントについて解説していきます。
一体、どんなことに後悔したのでしょうか?

こんな風に考えている方の参考になる内容です。ぜひご覧ください。
Contents
目当ての着物が着られずに後悔!
1つ目は、一番のメインである着物のレンタルについて。
目当ての着物がすでに他の方に予約されていて、レンタルできなかったという話しは、毎年のように聞きますね。
ポイントは、とにかく「早めに予約すること」です。
かわいい振袖は、ほかの誰かから見てもかわいいもの。
もし、手持ちの着物だから大丈夫と思っている方も、注意してほしいことがあります。
保管してある着物、着られる状態ですか?
というのも、着物の管理は難しいため、ちょっとした間違いでもダメにしてしまうことがあるんです。
そのため、成人式に近くなってから確認するのではなく、早めに状態の確認をしておいてください。
髪型で後悔!
これもとっても多い後悔です。
たいていの場合、呉服屋さんでそのままヘアメイクをしてもらったり、別途で美容室などを予約しておいたりなど、プロにやってもらうことがほとんどですよね。
ですが、プロだからといって、みなさんの頭のなかをそのまま理解できるわけではありません。
仕上がりを見て、「こんなはずじゃなかった」と思ってしまわないように、希望がある場合はしっかりとヘアメイクの方に伝えましょう。
日本髪にしたい、アップヘアにしたい、サイドアップにしたい
それぞれで希望があると思います。
できれば、見本の髪型の写真や画像を持って、具体的に希望を伝えましょう。
メイクで後悔!
写真撮影もふくまれる場合は、濃い目のメイクにするのが基本です。
そのため、普段のメイクとの差に驚かれる方も多いのです。
撮影用とはいえ、あまりに普段とかけ離れていると、写真の仕上がりを見て後悔される方が多いんですよ。
そのため、メイクをお願いする場合は、どれくらいの濃さにするのかはしっかりと希望を伝えておくのがおすすめです。
たとえば、普段のメイクの写真を撮っておいて、「普段はこれくらいの濃さなので、あまり違和感のない程度にしてほしい」と伝えるだけで、ずっと行き違いがすくなくなるはず。
きちんと希望が伝えられずに、結局自分でメイク直しした…という方は後を絶ちません!
髪型に続き、後悔が多いのがメイクです。こちらもしっかり希望を伝えましょう。
予約した時期で後悔!
成人式が1月だから…とゆっくり考えていたら、着物も人気の柄はすべてレンタル済み、フォトスタジオでの撮影予約もぜんぜんできない!
という声も、毎年聞こえてきます。
すこしタイミングを逃しただけで、希望の着物は押さえられないし、希望の日時に予約ができないことはよくあることです。
成人式の着物のレンタルは、早い場合だと自分の成人式の1年前、1月~2月くらいからスタートします。
どんなに遅くても、8月~9月ごろまでにはおさえておくのがベター。
撮影で後悔!
「こんな風に撮りたい」という希望をほとんど伝えられなかった
他の人たちと同じようなアングルでオリジナルな感じがなかった
というのが、撮影でよくある後悔パターンです。
こうした場合、事前の打ち合わせが不十分か、撮影のイメージが固まっていないことが多いのです。
そのため、撮影前に必ず「自分のなかで撮影の仕上がりイメージを固めておく」ことが必須です。
イメージを固めるために、まずはたくさん撮影例を見ましょう。
インスタグラムやピンタレストなどで、検索すればたくさん出てきますので、試してみてください。
そこで、最低限この3つは押さえておいてください。
- 好きな写真の雰囲気
- これだけは撮りたい!という構図
- 苦手な写真の雰囲気
撮影のイメージが固まったら、事前に希望の仕上がりについてフォトグラファーの方とすり合わせしましょう。
さきほど挙げた撮影例を実際に見せて話せば、より具体的にイメージが伝わりますよ。
また、家族みんなで記念撮影をしておけばよかった、という声もよく聞きます。
また、自分のソロ写真だけでと考えていた方で、フォトグラファーから提案されて家族写真を撮ったけれど、それがとってもうれしかったしよかった!という声も。
自分自身の写真だけではなく、ご家族も一緒に記念撮影をするのがおすすめです。
成人式は前撮りがおすすめ
ここまでのポイントをしっかり網羅するには、成人式の前撮りをするのがおすすめです。
成人式が終わる2~3月は撮影スタジオが比較的空いているので、それまでに着物のレンタルなどを済ませておけば、すべてに余裕をもてますよ。
リハーサルができる
着物は着てみてはじめて、「こんなに動きづらいのか!」と感じる方が多いもの。
歩くのはもちろん、階段の昇り降りもコツを掴むまでは難儀します。
座り方も、いつものように深く腰掛けては、帯がつぶれてしまいます。そのため、着物を着ている間は、浅めに座りましょう。
全体を通して、着物はあらゆる「いつも使っていない場所の筋肉」を使わないと、キレイなたたずまいを維持できません。
そのため、1度リハーサルして着物を着ている状態を体験しておくのがおすすめですよ。
振袖が2回着られる
また、振袖が2回着られることもポイントです。
振袖は、独身女性だけが着られる着物で、成人式以外ではなかなか着る機会がありませんよね。
なので、着る機会が増えることが単純に嬉しかった!という方も多いんです。
ぜひ前撮りをして、振袖を多めに着ましょう。
後悔しない振袖選びのポイント
振袖は、独身女性が着る着物のなかで一番格式が高いものになります。
種類は3つあり、「本振袖」「中振袖」「小振袖」に分けられます。
わたしたちがいつも目にしているのは、本振袖で一番袖が長いものです。ちなみに、成人式に着て行けるのは、本振袖と中振袖。
自分の肌色に合った色味を選ぶ
着物もパーソナルカラーを意識して選んでみてください。
よく分からないな、という方は実際に着物を当ててみて、顔色が明るく見えるものを選びましょう。
いくら、柄や色味が好みの着物であっても、自分を引き立ててくれるかは別のお話。
自分の肌色に合った色味の着物を選ぶがポイントですよ。
体型に合ったものを選ぶ
同じ振袖でも、体型が違えばまったく違った印象になります。
洋服でも同じですよね。
背が高い場合
一般的に高身長の場合は、大き目の柄・はっきりした色合いが似合うといわれます。
柄が大きいことで、メリハリがついてスタイルよく見せられますよ。
背が小さい場合
高身長とは逆に、小さめの柄・ふんわりした色合いが似合うといわれます。
もし柄が大きいものを選びたい場合は、柄と柄の間に余白があるものがおすすめ。
スレンダーな場合
明るい色味がおすすめです。
パステル系や、暖色系がふんわりとした印象にできますよ。
柄は横に広がっているようなものがふっくらと見えます。
グラマラスな場合
濃い色味、寒色系の着物であれば、全体的に締まった印象にできます。
逆に白などの膨張色は避けるのがベターです。
斜めの柄や、ストライプの柄がおすすめです。
自分のサイズに合わせて選ぶ
振袖はおはしょりをするから、サイズはあまり関係ないのでは…と思われる方もいらっしゃると思います。
実は振袖にもサイズがあるのです。
身丈・裄丈・袖丈の寸法を測り、自分に合うサイズの振袖を探します。最近では、S・M・Lのようなサイズ表記もあるので、分かりやすくなっています。
どれも同じというわけではないので、自分のサイズに合った振袖を着るなら、早め早めのレンタルがおすすめですよ。
最後に
いかがでしたか?
一生で一度の成人式、後悔のないようにやりきりたいですよね。
ポイントは、自分の希望をハッキリさせて、それを共有すること。
しっかり打ち合わせをして、理想の成人式にしましょう^^
cuicuiでは、成人式の撮影体験談もたくさんご紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
みなさんの成人式が素敵な思い出になりますように^^