「妊娠」はママにとってはもちろん、パパにとっても神秘的で、人生の中でとても貴重な経験ですよね。
そんな妊娠中のおなかを記念写真として残すマタニティフォト。家族にとって初めての「家族写真」として、マタニティフォトを撮影するご家族が増えてきています。
しかし、妊娠中のママの身体はとってもデリケート。大事なママの身体と、おなかにいる赤ちゃんのために撮影は無理なく行うことが必要ですね。
マタニティフォトを撮るのに適した妊娠週数や、時期選びのポイントについてお話させてくださいね。
▼マタニティフォトの準備についてはこちら
Contents
マタニティフォト撮影時期|妊娠28~36週目、7~9ヶ月ごろがベスト
マタニティフォトの撮影には、ママの体調が安定してきて、おなかのふくらみが目立ち始めた頃がベストです。
おなかのふくらみが目立ち始めるのは、妊娠28~36週、7~9ヶ月頃になりますね。
人によっておなかの出方には違いがありますが、妊娠9ヶ月くらいなら妊婦さんの特徴であるきれいなDラインを撮影することが出来ます。
ただし、30週を越えてくると人によってはおなかの張りが出てきたり、身動きが難しくなって来たりする方もいるでしょう。
また、早めに赤ちゃんが産まれる準備を始めてしまう場合もあります。
そういった部分も考え、マタニティフォトを予約するのは、妊娠28週から30週くらいがちょうどいいのかなと思います。
双子ちゃんの場合の注意点
双子ちゃんや三つ子ちゃんなど、多胎児を妊娠中の方の場合はひとりの場合よりもおなか早く、お医者さんからも「多胎児妊娠に安定期はない!」と言われるほど常に注意が必要なんです。
双子ちゃんなどのマタニティフォトを撮影する場合は、妊娠20週から28週の妊娠中期がおすすめ。ママのおなかの中には2つの命が育っているため、その時期でも十分おなかは目立ってきていることでしょう。
後半になればなるほどおなかも大きくなり、ママの身体にも負担がかかってきますので早めの撮影予約を入れるといいですよ。
ただし、ママと赤ちゃんの状態が落ち着いていることが前提です。
「どうしても撮影しておきたい!」という家族の気持ちもわかりますが、何よりも大切なのはママと赤ちゃんの命。体調や赤ちゃんの状態と相談しながら撮影するかどうかや、時期について決めてくださいね。
2人目の場合の注意点
2人目出産を終えたママの多くが「1人目より2人目のほうがおなかが大きくなるのが早かった!」と実感しています。
2人目ママのおなかの大きくなり方を説明する時に例えられるのが「風船」。
風船って初めて膨らませるときには、結構大変ですが、一度膨らめてしまうと二回目からは少しの力で膨らませことができます。ママのおなかも同じように、一度妊娠して膨らんだおなかは、2回目以降になると膨らみやすくなっているんですね。
2人目以降の妊娠でマタニティフォトを撮影する場合は、1人目よりも早めの28~30週くらいで撮影するといいと思います。
マタニティフォトに適さない時期|妊娠初期やママが体調不良のとき
妊娠中のママの身体は日々変化していきます。
赤ちゃんをおなかに宿った日から、ママにとっては毎日がかけがえにない1日でしょう。
ですから毎日がチャッターチャンスと思っても間違いではありません。
ただ、妊娠初期の20週くらいまではつわりに悩むママも多いんです。さらにこの時期ではおなかの大きさもほとんど変わらず、身体の見た目には大きな変化がない時期です。
つわりや体内の変化に戸惑うママも多いでしょうから、体調よし、ママの精神状態もよいときに撮影するのがおすすめですよ。無理せずマタニティフォトを計画しましょう。
マタニティフォトの準備
撮影におすすめの時期がわかったところで、撮影前の準備をしていきましょう。
撮影におすすめのアイテム
- エコー写真
- 赤ちゃんの服やファーストシューズ
- 赤ちゃんのぬいぐるみやおもちゃ
- 婚約指輪、結婚指輪
撮影のために準備するというより、生まれてくる赤ちゃんのためにすでに準備しているもの。こんなアイテムも素敵なフォトプロップスになりますよ。
ぜひ準備しておいてください^^
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おなか周りのうぶ毛の処理をしておく
妊娠すると脱毛処理をしていても、おなか周りにうぶ毛が復活してしまった!というママは意外と多いと思います。
とくにおなかの真ん中のラインは写真でもハッキリでてしまうので、気になるようなら事前に処理しておくのがおすすめです。
「うぶ毛もふくめて妊娠期の思い出!」としてそのまま撮影される方も多いので、もちろんお好みで決定してOK。
いまから撮るぞ!という段階で、おなかを見て慌てないようにだけしておいてくださいね^^
おすすめのマタニティフォト撮影
マタニティフォトでは、ママの体調はもちろん、いつ撮影するのかも重要です。
とくに、臨月以降には注意が必要。
臨月以降の撮影も可能ではありますが、この時期は「正産期」と言って「いつ産まれても大丈夫ですよ」という時期に入ります。つまり、いつ陣痛が始まってもおかしくないという状態です。
ママの体調に配慮しつつ、マタニティフォトをどのように撮るのがおすすめかご紹介しますね。
【おすすめ1】同じ場所・同じポーズで撮る
つわりなどがあっても簡単にマタニティフォトを撮るアイデアとして、「自宅の同じ場所・同じポーズ」で撮影するのがおすすめ。
洗面台の鏡や、姿見などを使ってよく撮影されていますよね。
妊娠初期の20週くらいのおなかが目立たないころから、妊娠期間の身体の変化を時系列で記録として残すのが人気です。
1日のなかでママの体調の良い時を狙って、おなかの大きさがわかるように撮影してみてください。
▼セルフで撮るならセルカ棒・三脚がおすすめ
【おすすめ2】プロのカメラマンへ出張撮影をお願いする
いざ、マタニティフォトを!と意気込んでも体調が優れなかったり、臨月に近ければ
撮影のさなかに陣痛や破水が始めってしまってしまうかもしれません。
こんな状態で撮影のために出かけるとなると、ママや赤ちゃんに負担がかかってしまうことも考えられます。
なので、マタニティフォトは写真館などではなく、自宅での撮影がおすすめです。
自宅で家族でセルフ撮影するのも思い出になりますし、プロのフォトグラファーへ出張撮影を依頼してもいいと思います。
マタニティフォトの撮影経験・実績のあるプロのフォトグラファーに自宅に来てもらえれば、ママや赤ちゃんへの負担のないように撮影計画を立ててくれるでしょう。
自宅での撮影であれば、臨月のママだけでなく、つわりや腰痛、おなかの張りが心配なママでも安心ですね。
▼依頼するなら出張マッチングサービス!
まとめ
家族に大切なママのマタニティ期。
そんなママの姿を記念として残しておきたいですよね。
産まれてきた赤ちゃんにとっても、成長した時に「自分はママのおなかに中にいたんだ!」と実感できる1枚になるはずです。
マタニティフォトには不思議な力があって、育児に行き詰った時も、マタニティフォトを見ると、新たな命を授かった時の喜びがよみがえり、「よし!頑張ろう!」という気持ちにもさせてくれますよ。
でも、何よりも大切なのはママと赤ちゃんが順調であるかどうかです。
マタニティママにとって、とにかく無理は禁物!ママも赤ちゃんも元気な状態で撮影を行えるよう、撮影時期を考えて計画しましょう。
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