子どもの写真を撮るときに、こんな風に思うことはありませんか?
「子どもの自然体でかわいい姿を写真に残したい!」というママの気持ちに反して、子どもたちはなかなかいい写真を撮らせてくれないものです。実は、写真を撮る側のかかわり方や声のかけたを少し工夫するだけで、子どもの自然な表情を上手に撮ることが出来るようになるんですよ。
ポイントは子どもが写真嫌いにならないようにすること!
子どもが写真好きになれるような声のかけ方をご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
子どもの写真撮影で【NGな声かけ】
普段写真を撮ろうとするときにどんな声かけを行っていますか?
「写真撮るから笑って~」
「もう一枚!」
こんな声かけをしたりしていませんか?
「それが普通じゃない?」と思うママもいるかもしれませんが、これらの言葉はすべて写真を撮る側主体の言葉。子どもたちの自然体でかがやく表情を写真におさめたいのであれば、これらの言葉はできれば「使わない方がよい言葉」です。
「写真撮るよ~」と言ったとたんに、男の子なら戦隊系のポーズをしてみたり、女の子ならお姫様ポーズを撮ったりしてしまう事ってありますよね。
それはそれでかわいいのですが、どこに行ってもポーズが同じになってしまうことも少なくありません。
また、声かけをしてからの撮影だと、子ども自身が「写真を撮るため」に作ったポーズや表情なので、自然体の表情とはちょっと違ってしまいますよね。
撮影される子どもの気持ちも考えてみる
もしかしたら、子どものその時の気持ちに反したことを要求していることもあるかもしれません。
こういった声かけを繰り返していると、子どもたちは「また写真撮るの~めんどくさい」なんて気持ちになってしまいかねません。(筆者も言われたことがあります;)
それではどんな言葉かけがいいのでしょうか?
コツは「カメラを意識させない」こと
子どもはカメラを意識したとたんに、自然体でいられなくなってしまうこともあります。
子どもの自然な表情を撮るためには、無理にカメラの方を見させるような声かけではなく、ママも普段子どもに話しかけているような声かけを行えばいいんです。
例えば…
「〇〇ちゃん、それママにも見せて」
「おやつ何にしようか?」
そんな他愛もない声かけに、子どもも自然な表情で応えてくれるはずです。
子どもの行動にあわせてシャッターを切ろう
子どもが何かに夢中になっていたり、天真爛漫に遊んでいたりする姿こそ写真に撮りたいと思うものですよね。
しかし、子どもの集中を途切れさせてまで写真を撮る必要はないと私は考えます。
夢中になっているところで写真を撮るからと、動きを止めさせられたり、遊びを途切れさせられたりしてしまうのは、子どもからしたら悲しいかもしれません。
無理にカメラ目線にする必要はなく、子どもの夢中になっている姿を写真に残す方が素敵な写真になると思いませんか?
ついついカメラ目線の写真を撮りたいと思ってしまうかもしれませんが、後で見ると「なんだかどれも同じような写真…」となってしまうこともあります。
子どもの無邪気な姿を撮影してみよう
子どもの無邪気な姿は、自然な動きの中から生まれてきます。
子どもをママやパパに合わせるのではなく、子どもの動きにママやパパが合わせることが何よりも大切ですね。
走り回る子どもの姿が撮りたければ、子どもの前方に行き、子どもが何かに夢中になっているときには、子どもの目線にカメラを合わせるなど、ママやパパ自身が動いて子どものよい表情を捉えてみてください。
まとめ
子どもは日々成長しているので、1日1日の姿を大切に残していきたいものですね。
数年後、成長した子どもたちと一緒に思い出を振り返るためにもたくさんの写真を残してあげて欲しいと思います。
写真は撮る側と撮られる側、お互いの気持ちが寄り添った時ほどいい写真が撮れるものです。
子どもの写真を撮るときには、できるかぎり子どもの気持ちに寄り添ってあげてください。そうすると自然と良い表情を見せてくれるようになりますよ。
お子さんとママの楽しい時間が、いいな写真を生み出す秘訣。これからも、セルフでも思うがままに「素敵」が撮影できるような豆知識を紹介していきますので、お楽しみに^^