生後間もない赤ちゃんの姿を写真におさめる、ニューボーンフォト。
プロのフォトグラファーの手によって撮影すると、とても神秘的で素敵な写真に仕上がります。
生後2週間くらいまでに撮影することがポイントとなるニューボーンフォトですが、ただプロのフォトグラファーに頼めばいいというわけではありません。
ニューボーンフォトが注目されるようになり、さまざまな写真館でニューボーンフォトの撮影を行い始めるようになってきました。
しかし、中にはきちんとした知識を持たないフォトグラファーが、実際に新生児に触れて撮影を行うこともあります。
フォトグラファー選びは、安心してお願いできる人かどうかを見極めることが必要です。
ということで、ニューボーンフォトを安心してお願いできるフォトグラファーの見極め方をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
撮影はプロのお願いすること
ニューボーンフォトの撮影はママやパパが行うことも可能ですが、赤ちゃんに負担をかけずに、手際よくいい写真を撮るためには、プロのフォトグラファーに頼みましょう。
しかし、冒頭でお話ししたように、プロであれば誰でもいいわけではありません。
生後2週間の赤ちゃんは本当に生まれたてのデリケートな身体です。
その赤ちゃんに触れて、ポージングを決めたりするわけですから、ニューボーンフォトに特化したプロのフォトグラファーに頼むのがベストです。
新生児の心や体に対する知識があり、新生児の柔らかい身体を上手に扱う技術を持っているからこそ、最高の仕上がりになるのです。
とくに、赤ちゃんが頬杖をついていたり、だるまさんのようにおくるみで立っているような写真は、プロにしか撮れないものです。
赤ちゃんに負担のないような体勢での撮影をするには、専門知識が必須なのですね。
プロのフォトグラファーにもそれぞれ、得意分野があります。
風景が得意な方、ポートレート(人物)が得意な方、料理が得意な方…。
こんな風にさまざまなジャンルが存在するため、撮りたいジャンルが得意な方に依頼するのが一番です。
日本ではまだ注目を集め始めて間もないニューボーンフォト。プロなら誰しもが専門知識を持って安全に撮れるわけではないんです。
そのため、ニューボーンフォトに対する知識と技術があるかどうかを見極めるのが、フォトグラファー選びの大切なところになってきます。
カメラマンの見極め方
それでは、安心してお願いできるフォトグラファーの見極め方についてお話していきますね。
- インスピレーション
- 実績
- 人柄
- 赤ちゃんに触れるものへの配所
見極め方のポイントはこの4つ。
順番に見ていきましょう。
見極め方その1:インスピレーション
第一印象はとっても大切な部分です。
ニューボーンフォトの撮影をしてくれるフォトグラファーを探すときは、口コミ情報の大切ですが、そのフォトグラファーが実際に撮影した写真を見てみることも重要です。
どんな雰囲気の写真を撮ってくれるのか、赤ちゃんがどんな表情をしているのか。パッと写真を見た時に「素敵」と思えるかどうかがポイントになってきます。
写真に対して魅力を感じなければ、そのフォトグラファーとの相性が良くないかもしれません。「わが子をこんな風に撮影してほしい」というイメージや写真の雰囲気の好みは人それぞれ違います。
ママとパパが第一印象で「いい!」と思えたフォトグラファーは、依頼する候補に残しておきましょう。
見極め方その2:実績
ニューボーンフォトを行うフォトグラファーは、年々増加傾向にありますが、どれだけの実績があるかは大切なポイントです。
経験の浅いフォトグラファーよりも、たくさんの赤ちゃんの写真を撮った経験のあるフォトグラファーのほうが安心できますよね。
また、ニューボーンフォトに対する知識があるかどうか、専門のセミナーなどに参加しているかどうかについても確認したいですね。
しっかりとした知識があって、セミナーなどに参加している場合はその旨がホームページなどに記載されていることが多いのでチェックしてみてください。自分の腕に自信がある人ほど、その実績や経験を公表してくれているはずです。
そういった記載があるかないかも、見極めのポイントになってきます。
見極め方その3:人柄
生まれたばかりの大切な赤ちゃんをお願いするわけですから、ママやパパが安心できる相手であるかどうかも大切なポイントです。
電話やメールでのやり取りの中で、ママやパパが「安心感」を得られるようなお相手なら心配ありませんが、話し方や対応などに少しでも「ん?」と思う部分があれば一度立ち止まって見ましょう。
撮影がどんなに上手でも、話し方や対応に違和感を覚えるようでは大切な赤ちゃんを任せられませんよね。
ママやパパが安心できる相手でなければ、赤ちゃんは安心してフォトグラファーに身体を預けることなんてできません。
ママやパパの要望もきちんと受け止めてくれて、「みんなで一緒にいい写真を作りましょう!」という雰囲気を感じられる相手こそが、信頼して任せられるフォトグラファーであると思います。
見極め方その4:赤ちゃんに触れるものへの配慮
ニューボーンフォトでは小物を使うことがありますが、こういった「赤ちゃんに触れるもの」への配慮があるかどうかもぜひチェックしてください。
専門の知識を持っていて、撮影経験も豊富な場合は、こうしたことを記載しているフォトグラファーの方が多いです。
たとえば赤ちゃんにアレルギーがある場合は、こちらから積極的に伝えていく必要もありますが、フォトグラファーの方からの配慮も必要。
逆にこうした知識があるからこそ、ニューボーンフォトのアイテムはレンタルしておらず、依頼者側で準備をしてほしい、とされている場合もあります。
こちらで準備をしなければならない場合は、フォトグラファーに相談しながら進めましょう。
ともかく、しっかり安全に撮影できることが前提なので、赤ちゃんへの配慮も見極めポイントとしておさえておいてほしいと思います。
ニューボーンフォト専門のカメラマンの探し方
ここまで紹介してきた通り、ニューボーンフォトは赤ちゃんへの知識と撮影への配慮が必要。
そのため、ニューボーンフォト専門のフォトグラファーへ依頼するのが一番おすすめです。
たとえば、ニューボーンフォトについての知識を発信したり、フォトグラファー向けの講座をおこなっている「ニューボーンフォト協会」さん。
▶ニューボーンフォト協会
https://newbornphoto-association.org/
このサイトでも「会員情報」から、協会内で行われている講座を受け、専門知識を持ったプロのフォトグラファーを検索・依頼ができます。
サイトのなかでは、ニューボーンフォトを撮りたいママに向けた記事もあるので、撮影への不安なども解消できると思います。
そのほか、出張撮影マッチングサービスなどで、「ニューボーンフォトグラファー」と名乗っている方などは、知識も撮影経験も豊富なことが多いです。
プロフィールに経歴や資格などを記載しているはずなので、撮影実績とあわせてしっかりチェックして検討してみてください。
赤ちゃんもふくめて、家族全員が安心して撮影を任せられると思えるフォトグラファーの方に依頼をしましょう^^
まとめ
日に日に成長していく赤ちゃん。
産まれてたての姿を記念として残せるのはほんのわずかな期間でしかありません。
まさにママのお腹の中にいるような姿を残すことが出来るニューボーンフォトですから、安心して任せられるフォトグラファーを選びましょう。
生まれたてのデリケートな赤ちゃんの身体を優しく包んでくれるようなフォトグラファーに出会えることが、最高の写真を残すことに繋がります。
ママもパパも赤ちゃん自身も安心できるフォトグラファーに出会えますように。