3歳でも7歳でも女の子は、小さなころからおしゃれが大好きな子が多いですよね。
七五三できれいな着物を着せてもらったら、気分はもうお姫さま。「かわいくお化粧してね」なんて言われちゃいそう^^
でも、子どものお肌はとってもデリケート。お化粧をしたら荒れちゃうかも…と心配ですよね。小さいお子さんでもポイントをしっかり押さえておけば大丈夫。お子さんのお肌をお化粧のダメージから守るポイントと、七五三にぴったりのお化粧のしかたについてお話しさせてください。
せっかくの晴れの日、普段とはちがったお姫さま気分を存分に味あわせてあげましょう!
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Contents
お肌の下準備をしっかりと
お化粧をする前に、まずはお肌をしっかりと保湿してあげてください。十分に保湿をしてあげることで、ファンデーションなどの刺激を受けにくくしてくれます。
肌トラブルのないお子さんなら、大人が使っている化粧水やクリームを使ってもも大丈夫ですが、なるべく刺激の少ないものにしてください。お肌の弱いお子さんの場合は、ベビーローションやベビークリームなどの低刺激のものがおすすめです。
乾燥した肌にファンデーションなどをつけると、めくれ上がった角質層から皮膚の中にファンデーションなどが侵入しやすい状態になり、肌トラブルの原因になってしまいます。
お子さんの肌もしっかりと保湿して守ってあげましょう。どんな化粧水でもはじめて使用する場合は、事前に使ってみて問題がないか必ず確認しましょう。
前日や当日の朝にいきなり使って肌トラブルを起こしてしまったら大変です。2週間前くらいから使ってみて、肌トラブルがないか確認しておいてくださいね。
どんな化粧品を使ったらいいの?
化粧品は添加物が多く含まれていますよね。
大人が使っているものをお子さんにも使う場合、オーガニックや、低刺激なら肌トラブルは起きにくいのですが、そうでない場合は注意が必要です。化粧品の成分に「石油系界面活性剤」「香料」「パラベン」「紫外線吸収剤」が含まれているものは肌への刺激が強いとされています。お肌の弱いお子さんは、使用を避けた方がいいかもしれません。
また、クレンジングを使わないと落とせないものは肌への負担が強くなるため、石鹸で落とせるタイプのものがおすすめ。化粧水などと同じように、化粧品も事前に使って問題がないかどうか、必ず確認してくださいね。
「お化粧の練習するよ~」なんて言えば、おしゃれ好きの女の子は喜んで飛んできてくれるはず^^
年齢によってはこういったコスメセットもおすすめですよ。
七五三のお化粧ポイント
「この子にお化粧はまだ早いかも・・・」と考えるパパ・ママも多いかもしれませんが、華やかな着物にノーメイクだと、着物の華やかさだけが目立ってしまう可能性があります。
必ずしもお化粧が必要なわけではありませんが、お子さんが嫌がらないようならぜひお化粧をしてあげて欲しいと思います。
3歳の七五三のお化粧はナチュラルに
まだまだあどけなさが残る3歳ですから、ガッツリメイクではバランスがおかしくなってしまうので、お化粧はナチュラルにしましょう。
ベースメイク
ファンデーションを使うより、フェイスパウダーやおしろいなどの軽いものを使います。
もともとの肌感を大切にしたいので、ほんのり色付く程度で十分だと思います。
口紅
口紅は赤やピンク、オレンジ系で濃すぎず自然な色合いのものを選んであげましょう。
3歳くらいだと口紅を付けている感じが気になって自分で拭いてしまうことがあるかもしれないので、唇の真ん中に少しのせて指でのばす程度でOK。
グロスのようなベタっとするものは避けたほうが良いでしょう。肌の弱いお子さんの場合は、無香料の色付きリップを使うと安心ですよ。
チーク
口紅と同色系のものを選びましょう。
チークもつけすぎないように気を付けてください。お子さんが笑った時に盛り上がる頬の部分から、こめかみにかけてうっすらとのせていきます。
チークが濃すぎると、その部分だけ浮いて見えてしまうので気をつけましょう。
7歳の七五三のお化粧は大人っぽく
7歳のお祝いは「帯解」といって、着物の結びを紐から大人と同じ帯に変える節目のお祝いです。
つまり、子どもから大人への第一歩を踏み出すとき。
着物も帯の成人女性と同じ着方になるので、お化粧も少し大人っぽい雰囲気にしてあげましょう。ベースメイクとチークののせ方は3歳と同じで、ファンデーションはなしで、うっすらのせる程度でOKです。
アイメイク
大人っぽさをプラスするにはアイメイクがポイント!
子どもらしさが消えない程度の、ナチュラルなアイメイクがおすすめです。
アイシャドウはベージュや薄いブラウン系を瞼の上のアイホール全体にのせ、まつ毛の際には着物の色に合わせたアイシャドウを、アイラインのように細く入れてあげると着物とのバランスがよくなりますよ。
眉毛は必要であれば、すこし整えてあげましょう。大人っぽさの中にもナチュラル感を残したいので、眉毛も自然な形が残るようにするといいですよ。
口紅
華やかな着物に引けをとらないよう、3歳の時よりもはっきりとつけてあげるとバランスがとれます。
唇の薄い子や、口の小さいこの場合は、少し輪郭を大きめに塗ってあげてもいいかもしれません。全体のバランスを見るため、着付けも終わった最後に口紅を塗ってあげるといいですよ。
七五三のお化粧ポイントまとめ
七五三のメイクは子どものきれいな肌質を生かせるようにうっすらと塗っていくのがポイント。大人がお化粧をしている姿を興味津々で眺めている女の子も多いですよね。私も小さいころそうでした^^
お化粧は女の子にとっての憧れです。
普段は男の子に混ざって元気いっぱい遊んでいる子でも、ちょっとお化粧をしてあげるだけで、雰囲気が変わり、ぐっと大人びた表情を見せてくれるはずです。
もし、写真館で依頼した場合は、プロのヘアメイクスタッフがいるかもしれませんし、出張撮影でも同様にメイクまで手配できる場合もあるので確認してみてくださいね。
お子さんの晴れの日が素敵な1日になるよう、魔法をかけてあげてくださいね。