七五三での記念撮影、子どもの成長写真は素敵な思い出になりますよね。
でもそんなママやパパの心に反して、
そんな経験をしたことのある方、結構多いんですよ。
親にとっては子どもの成長を感じることのできる嬉しい日ですが、子どもにとっては「楽しくない…」と感じてしまうことになるかもしれません。
そんな子どもの心理と、楽しくない気分を吹き飛ばして笑顔の写真が撮れるコツをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
七五三撮影|子どもを「楽しくないモード」にさせないポイント
子どもの笑顔写真を撮るためには、子ども自身が「楽しい!」と思えることが何よりも大切です。
子どもが笑顔になれないのは「楽しくない」からですね。
七五三の日、子どもが「楽しくないモード」に入ってしまうポイントとその対策をお話していきます。
子どもの気持ちを理解し、子どもの心に寄り添うことで「楽しくない」ポイントが減り、笑顔確率がグッとあがりますよ。
七五三の着物が窮屈
七五三では、女の子には着物、男の子には羽織袴を着させるとが多いと思いますが、正直子どもに撮っては窮屈で仕方ありません。
着付けに時間がかかり、動き回れば「着崩れるから…」「汚れるから…」と注意される…
足元の草履は歩きにくくて疲れるし、足が痛くなる…
着付けの直後は「かっこいい!」「かわいい!」と子どもたちも上機嫌ですが、時間が経つにつれ、だんだんと「楽しくないモード」に突入してしまいます。
▼着物の選び方はこちら
対策
まず草履は写真撮影の時にだけ頑張って履いてもらいましょう。
移動時には普段から履きなれている靴を履かせてあげると足への負担が軽減されます。
神社内は足元が砂利道で、石段が多いですよね。
靴でも歩きづらいのに草履では足にはかなりの負担がかかってしまうので、お参りの際も靴を履かせてあげるといいかもしれませんね。念のため草履も持っていきましょう。
神社内で写真を撮るときは、足元が写らないようにすれば問題なしです。普段から動きの多い子の場合は和装ではなく、洋装にするのもひとつの方法です。
着付け、お参り、写真撮影目白押しのイベント
自宅から着付け、着付けからお参り、お参りから写真撮影、終わったら食事…
あっちへこっちへの移動に振り回される子どもは大変です。
移動だけでも疲れるのに、移動距離が長くて時間がかかってしまうと子どもはぐったり・・・
対策
移動は最短にできるよう、自宅から近い場所での着付け、お参り、食事場所を選ぶようにしましょう。
有名な神社でも、お家の近くの神社で祈祷しても、儀式の内容は同じです。また、写真館やスタジオでの写真撮影は、お参りとは別の日にすることをおすすめします。
お参りで疲れた状態ではいい写真は撮れませんからね。写真撮影は和装でビシッと決めて、お参りは身軽な洋装で行うのもひとつの方法です。
子どもを笑顔にするコツ
写真館やスタジオでカメラマンに撮ってもらう時はプロの仕事に任せてしまえば良いので、セルフでママやパパが撮影する時のコツをお話していきますね。
ママやパパがイライラしない
ママやパパが楽しそうにしていると、子どもたちも楽しい気分になり、自然と笑顔が産まれます。
しかし、ママやパパに注意されると一気に「楽しくないモード」に突入です。
子どもの気持ちに寄り添い、ただでさえ窮屈な状態を理解してあげることも大切ですし、親がイライラいないように心と時間に余裕を持ちましょう。
子どもの機嫌を損ねないよう「今日はだけは叱らない!」とちょっと頑張ってみてください。
もちろん、翌日からは「いつものママとパパ」に戻ってOKです。笑
楽しい会話
写真を撮るときについつい「こっち見て!」「笑って!」とカメラを意識させるような言葉をかけがちですよね。
この年齢の子どもたちにカメラを意識させてしまうと、作り笑顔やわざと変顔をすることって多くないですか?
でもやっぱり、子どもの自然な笑顔が欲しいですよね。
そのためにはママやパパと楽しい会話をするのが一番です。
他愛もない地上的な会話が子どもの笑顔を引き出してくれます。
子どもにカメラを意識させないように自然体で行きましょう。
無理にパパとママで撮影しない!出張撮影を依頼してみる
カメラを意識させてしまうと作り笑顔や変顔をしてしまったり、パパやママが笑顔の写真を撮ろうと躍起になってしまったり…そんな風になったらせっかくのお祝いの日なのに、ギクシャクしてしまいますね。
そんなときには、「パパとママは写真を撮らない」という選択もアリです。
写真撮影は専門家にお任せしてしまいましょう。
出張撮影といって、写真館にはいかずに、フォトグラファーに現地に来てもらって写真を撮ってもらうんです。
プロに撮影にきてもらえば、カメラを意識させないような雰囲気づくりを一緒に考えてもらえたり、なにげない自然体の瞬間を撮ってもらえたりと「子どもの自然な姿を残したい」という希望があるママやパパに人気なんですよ。
うまく撮影できる自信がない場合は、やらないという選択もひとつ。もし不安な場合は、出張撮影の依頼も検討してみてください^^
個人で出張撮影依頼する注意点はこちら→フォトグラファーへ依頼する際の5つの注意点【保存版】
まとめ
子どもにとっては着物や袴は窮屈だし、草履は痛いし、神社での祈祷なんて意味もわからず面倒くさいだけの七五三かもしれません。
でも大人のちょっとした気遣いや接し方で面倒くさいことも、楽しいことに変化させられるはず。
大人の都合だけでの七五三にならないよう、子どもにあわせて無理のないよう行ってあげましょう。
今は七五三の意味がわからないかもしれないけれど、大きくなった時、きちんと七五三のお祝いをしてくれたことに感謝する日がきっときます。
その日のために笑顔あふれる写真を残してあげましょう。